アシックス商事 株式会社
アシックスウォーキングの事例に学ぶ!
ブランドとお客様をつなぐ”体験価値”の創り方
健康志向の高まりや働き方の多様化により、顧客が「靴」に求める価値は大きく変化しています。機能性はもちろんのこと、「自分に合う一足を納得して選びたい」「購入後も楽しく使い続けたい」という"体験価値"への要求が、これまで以上に高まっています。
多くのブランドが激しい価格競争を繰り広げる中、アシックスウォーキングは、創業者から受け継がれる『存在価値のある企業であれ』という経営哲学を軸に、ECと実店舗を融合した「購入体験」、さらにイベントを融合させた「利用体験」を通じ、熱心なファンとの関係性を深めることで、ブランド価値向上に挑んでいます。
本事例では、アシックスウォーキングのビジネスを最前線で牽引するお二方から、成功の裏にある試行錯誤やリアルな本音についてお話しいただきました。あわせて、事業パートナーであるダイアモンドヘッドとともに取り組んできた、EC基盤を活用したOMO戦略や、購入後の利用体験における具体的な成功事例、その実現を支える取り組みの裏側も公開します。
- ダイアモンドヘッド株式会社は、SCSKグループの一員として100社を超えるお客様のEC事業を支援しています。(詳しくはこちら)
- 本事例記事の内容およびお客様のご所属・ご役職は2025年12月制作時点のものです。
アシックス商事株式会社
兵庫県神戸市須磨区弥栄台3丁目5番2号
https://www.asics-trading.co.jp/company/company_information.html
アシックス商事は、大手スポーツメーカー「アシックス」のグループ企業であり、「日常での履きやすさ」や「手頃な価格」を重視したシューズを企画・開発・製造・販売している企業です。直営店48店舗を含む全国の店舗とECサイトを展開し、アシックスウォーキング(ASICSWALKING)やアキュアーズ(AcureZ)などのブランドを扱っています。
本事例記事の全文はフォームからお申し込み後、PDFでご覧いただけます。
「アシックスウォーキング」の事業拡大に向けたダイアモンドヘッドとの出会い
「アシックスウォーキング」について簡単にご紹介ください。
アシックス商事様:「アシックスウォーキング」は、スポーツブランドであるアシックスの子会社、アシックス商事が展開しているビジネス・ウォーキングシューズブランドです。スポーツで培ったテクノロジーを日常生活に落とし込み、すべての世代の健康に貢献することを目指しています。その背景には、競技スポーツだけではなく、日常の"歩き"こそが健康の基盤であるという考え方があります。
アシックスウォーキングは、直営店48店舗を含む全国の店舗とECサイトを展開されています。弊社では、2019年から御社のEC事業をご支援させていただいておりますが、当時のECサイトの状況と抱えていた課題について、お聞かせください。
アシックス商事様:当時のアシックスウォーキング事業は親会社のアシックスが運営し、ECサイトはグローバルのプラットフォームで展開していました。EC事業の拡大を目指し、他社が運営するECモールへの展開も進めていましたが、出店するモールが増えるにつれて業務負荷の増大が課題となりました。そこで、ECビジネスをトータルサポートしてくれるSCSKグループのダイアモンドヘッドさんに相談したのです。
ダイアモンドヘッド:そうでしたね。ご相談いただいた結果、煩雑なモール業務運用と物流業務、各ECモール向けの在庫管理と出荷をお任せいただくことになりました。ECモールの出荷にはそれぞれ"お作法"があり、個別の対応が必要になりますが、我々はそこを熟知しておりましたので、弊社への業務移管はわりとスムーズだったのではないかと思います。
アシックス商事様:おかげさまで、自社ECの運営に自社のリソースを集中しながらモールへの出店を増やすことができ、事業拡大につながったと思います。
OMOの推進を目指してECサイトのリニューアルを決断
その後、アシックスウォーキング事業に転機が訪れます。それが2022年のことだったと思いますが、当時の状況をお聞かせいただけますか。
アシックス商事様:今後の事業拡大を考えると、店舗とECを融合したOMO※1は外せないと考えていましたが、いろいろな制約からなかなか踏み出せませんでした。2022年に事業の枠組みが大きく変わることになり、グローバルプラットフォームからECサイトを独立させることになりました。そこで、そのリニューアルをダイアモンドヘッドさんにお願いすることになったのです。
グローバルプラットフォームからの独立、さらに年末からのスタートで時間が限られていたことから、「本当に実現できるのか」「描いた通りに業務運用はまわるのか」など、非常に不安だったことを覚えています。
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「Online Merges with Offline」の略で「オンラインとオフラインを融合する」という意味
ダイアモンドヘッド:そのご心配はよく理解できます。ただ、アシックスウォーキング事業のメンバーの皆さんが非常にポジティブで、課題解決に率先して取り組んでいただけたこともあり、我々にはあまり不安はありませんでした。
また、弊社独自の「プロセスの標準化」も効果的だったと思います。システム構築は、要件定義、開発、設定、テストといった工程で進めますが、すべてをプロジェクトマネージャの経験に任せてしまうと人によって品質にバラツキが生じてしまいます。そこで弊社では、ベテランメンバーの知見をもとにサービス導入のアプローチを標準化・明文化しています。これを用いてプロジェクトを進めたことも、奏功したと考えています。
アシックス商事様:そうですね。おかげさまで大きなトラブルもなく、スムーズに進めることができたと思います。
ECから店舗への導線を強化することによる体験価値の向上
2024年1月に新しいECサイトがオープンしましたが、その変化についてお聞かせください。
アシックス商事様:各ブランドのシューズをさまざまな軸で検索できるようになるなど、利便性が大きく向上しました。また、OMOの観点では、店舗と連動した企画・販売ができるようになったことが大きいと思います。キャンペーンやクーポンの機能が充実していますので、店舗と同じ売り方をすることも簡単にできるようになりました。
一般的には、シューズは店舗で試着してから購入するケースが多いですよね。
アシックス商事様:そうですね。長さ、横幅、高さだけでなく、かかとの"かかり具合"、指の"当たり方"など、シューズにはオンラインでは伝えられない情報がたくさんあります。だからこそ、ECで完結するのではなく、店舗にご来店いただく動線を重視しました。具体的には、ECサイトで商品を見つけたら、在庫がある店舗を一覧表示し、希望の店舗で商品を取り置きして来店日時を指定できる仕組みを導入しました。予約されたお客様の70%が実際に来店され、購入率も高いので、ご好評いただいていると思います。
店舗にとって、お客様の来店日時が分かることは大きなメリットです。来店を想定して事前にさまざまな情報をお調べできますし、直営店にはシューフィッターもいますので、お客様の足をお調べして、歩き方やライフスタイルなどから新しいご提案をすることも可能です。また、公式アプリを入れていただければ、さらにコミュニケーションを密にして、OMOを活用したお買い物体験を提供できると考えています。
個客対応から成長戦略まで寄り添うダイアモンドヘッドの伴走支援
弊社では、ECサイトのリニューアルに加えて、物流サービスや売上拡大に向けた伴走支援もさせていただいておりますが、そのあたりのご評価はいかがでしょうか。
アシックス商事様:私たちメーカーは、卸売先や直営店舗に対して大きくものを動かす物流には慣れておりますが、BtoCのECビジネスで求められるリーフレット同梱やギフト包装などの個客対応のノウハウは持っていませんでした。ダイアモンドヘッドさんには、そうした細やかな部分を柔軟に対応していただけており、とても助かっています。
売上拡大の支援もなくてはならないものだと感じています。私たちの現在の姿やこれから実現したいこと、目標としているKPIなどを理解し、直近~中長期的な課題を把握したうえで運用面の改善案や機能開発、ツール導入などを提案していただいています。とても手間がかかる作業だと思いますが、一方通行の紋切り型ではない支援は、本当にありがたいですね。
アシックスウォーキングが紡ぐ「体験ステップ」
アシックスウォーキングの今後について、お聞かせください。
アシックス商事様:大きくは以下の4点だと考えています。
- OMOのさらなる強化
- 海外への施策
- 発信力の強化
- ロイヤルカスタマー施策
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- 本事例記事の内容およびお客様のご所属・ご役職は2025年12月制作時点のものです。
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